倉敷東映に行って
昨年末で一応閉館となった倉敷東映だが、
「新昭和零年」という映画とトークショーのイベントがあった。
ということで、昨日いってきた。
映画は2本立て。
「新ドイツ零年」
ドイツが統一した直後が舞台の作品。
監督はジャン=リュック・ゴダールという方で、
90年代の作品は理解しずらいといわれているそうだ。
引用が多すぎて、白バラという名の学生運動グループや、
その他歴史上の言葉など、ある程度知ってないと厳しいか。
俺は引用の部分が半分もわからなかった。
西へ向かう車はBMWだったり、日本でもよく見かけるものばかり。
東へ向かう車はトラバンテばかりで、車を押してる人までいる始末。
内容は、わからないような、少しだけわかったような。複雑。
「女渡世人 おたの申します」
1本目とギャップありすぎなんだけど。
岡山県宇野(現:玉野)が舞台。もちろん任侠映画です。
イベントの主催者が「健さんより文ちゃんが好き」と語ったが、
今回出てきた菅原文太にはしびれた。
藤純子はもちろん綺麗なんだけど、文太にやられた。
任侠映画でこんなにぐっときたのは初めてだ。
若い。あの腰つき。浴衣がバッチリ似合ってる。
それでもって、
「俺には(貴方という)その花がどんなに美しいか、わかってますよ。」
かっこよすぎて涙がでそう。